建設業の将来性とは?

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2023/10/19

建設業界で働くことをお考えの方が、まず気になることと言えば「建設業の将来性」に関することではないでしょうか。

建設業の生産額は、わが国全体の生産額(国内総生産/GDP)の5.5%を占めており、非常に大きな産業の一つです。今後の建設業は、どのように変化していくのでしょうか。




ポイント1.人手不足の状況が、求職者には追い風に

建設業界に就業する人の数は、昨今の少子高齢化などが影響し減少傾向と言われています。
しかし、人手不足の状況を挽回すべく業界全体で求人条件や待遇の向上を図る取り組みが将来的になされることが期待できるでしょう。

ポイント2.建設業務の需要の安定性

建設業の仕事は、新しいビルや施設を建てることだけではありません。災害が起これば復旧作業が必要になりますし、古い建造物・構造物の維持や修復の作業も大切です。

このほか、国策に則り建設作業でICTの活用が進められるなど、今後の進化や変革が見込まれる点も数多くあります。建設業務の需要は、時代が変化しても簡単にはなくならないものと考えてよいでしょう。

■配管工の仕事とは?

建設業と言ってもさまざまな職種がありますが、今回は「配管工」のお仕事についてご紹介します。

【配管工のおもな仕事内容】

配管と名前に付く通り、配管工はガス・水道・空調などの配管の組み立てを行っています。それにともない、空調のエアコンや洗面化粧台の設置などを行う場合もあります。

また、設置された配管のメンテナンス・修理も配管工の大事な仕事です。

1.感謝される仕事

配管工は生活に欠かせないインフラであるガスや水道に関わるだけに、トラブル時の対応も多い仕事です。
しかし、それを解決できたとき「ありがとう」「助かりました」と言ってもらえる機会も多く、そのたび「この仕事を選んでよかった」と思えるはずです。

2.技術を磨き、資格を取得して独立開業のチャンスも

配管工の仕事の成果は、外から見えるものではありません。
しかし、それだけに知識と技術を磨いて長い間トラブルなく使える設備を安定して提供できることが大切です。
経験を経てご自身の作業に一定の信頼が得られるようになり、専門資格を取得すれば独立開業も視野に入れられるでしょう。